2021.07.13 JOURNAL

第 3 回東京ベンチャーカンファレンスに、デイブレイク代表木下が登壇しました!

2021年7月8日 に開催された「第 3 回 東京ベンチャーカンファレンス」に、弊社代表木下が、フードテック業界の有識者として登壇いたしました。

東京ベンチャーカンファレンスは、「⼤企業とスタートアップ企業・中⼩企業の架け橋に。」をテーマに、元ソニー会長で当社顧問の出井伸之氏をはじめ、各業界の有識者 70 名をゲストに迎え、トークディスカッションを行う国内最⼤級のビジネスカンファレンス。情報・知見を共有し、業界の新常識を学ぶことで、日本の企業価値のアップデートを目指しています。

木下は、フードテック業界の有識者 3 名(クオンタムリープフードイノベーション 代表取締役 相澤利彦氏、日本ガストロノミー学会 会長 山田早輝子氏、アーキアエナジー株式会社 代表取締役 植田徹也氏)とともに、トークセッション「フーフードテック 700 兆円市場に挑戦するサーキュラーフードチェーン構想」に参加しました。

トークセッションではまず、相澤氏が「サーキュラーフードチェーン構想」を解説。食品産業のバリューチェーンが抱える課題に対して、本セッションの登壇企業 3 社が手掛けるテクノロジーやネットワークを活かし、4 つのサイクル【作(美味しく安全な食材供給)、調(凝縮熱による添加物を減らす調理法)、保(細胞破壊を極⼩化する冷凍技術による鮮度保持)、処(バイオガスによる廃棄処理)】を回すことによる「食の安全循環(サーキュラーフードチェーン)の創造」の構想が伝えられました。

この「サーキュラーフードチェーン構想」の中で、「調」と「保」を担うプレーヤーとして位置づけられたデイブレイク。これを受けて木下は、デイブレイクのコアコンピタンス(「冷凍=美味しい」と感じていただける特殊冷凍技術とノウハウ)をひとつひとつ解説しました。そして、デイブレイクの描く未来像として、食材の本質を知る機会が少ない現代の食社会(ケミカルワールド)を冷凍技術で変えようとしていること。そして、作り手の想いがつまった「芸術品」のような食材を、特殊冷凍で美味しさを閉じ込めて流通させることで、生産者にも対価を還元し、消費者にも安心安全を届け、「あったかい心の連鎖」が起きる社会を創ろうとしていることを投げかけました。

続いてアーキアエナジー植田氏、日本ガストロノミー学会山田氏からもそれぞれの取り組みやビジョンが語られ、最後に相澤氏は「循環を回すこと」の重要性を強調。「テクノロジーは既に開発されているけれど、食品産業が抱える課題は、個々がやっていても解決できない。互いの技術を持ち寄り、地道に循環を回していくことが⼤切。この「循環」こそが SDGs であり、食の安心安全に繋がる」と語り、トークセッションを締めくくりました。

【木下トーク】
相澤さんと初めてお会いした時に「保存の段階で細胞破壊を極⼩化できても、調理の過程で細胞が破壊されていたら意味が無いじゃないか」と問われ、その日を境に、このサーキュラーフードチェーンの一員として、凝縮熱を使った調理法を一緒に研究させていただいています。食材本来の美味しさを届けるためには、優れた冷凍技術を使用するだけでなく、冷凍の前処理、保管、解凍、調理といった一連オペレーションが重要で、今研究している細胞破壊をさせない調理法は、まさにその一角を担う部分です。新たな視点をくださった相澤さんには⼤変感謝していますし、この貴重な研究機会を活かし、食材品質の最⼤化に向けてより邁進してまいりたいと思います。

また、このようなご縁もあって招待いただいた「東京ベンチャーカンファレンス」でしたが、最前線で活躍される方々に囲まれて多くの刺激を受け、大変有意義な時間でした。世の中を豊かにするテクノロジーが次々と生み出される中、自分たちらしいアプローチを極め、提唱していかなければならないと、身が引き締まる思いです。貴重な場に参加させていただけたことに、改めて感謝いたします。