2025.10.09 プレスリリース

デイブレイク、水産庁「さかなの日」に賛同

冷凍技術で魚の価値を最大化し、日本の水産業の発展に貢献

特殊冷凍テクノロジーの製品企画・開発と高品質冷凍商品のプラットフォームを運営するデイブレイク株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:木下昌之)は、水産庁が推進する官民連携プロジェクト「さかなの日」の賛同メンバーに参加したことをお知らせいたします。2025年10月より、水産庁公式ウェブサイトにて賛同企業として掲載されました。

「さかなの日」について

「さかなの日」は、水産物の国内消費量が長期的に減少傾向にある中で、持続可能な消費拡大と魚食文化の再興を目的に、水産庁が2022年に制定した取り組みです。毎月3日から7日を「さかなの日」と定め、賛同する企業・団体と連携して販促フェアやレシピ提案、食育イベントなどを全国で展開。スーパー、飲食店、流通業者、自治体など多様な組織が参加し、魚のある豊かな食卓の実現を目指しています。

水産庁「さかなの日」公式ページ
水産庁「さかなの日」公式ページ内のデイブレイクの取り組み紹介ページ

賛同の背景

デイブレイクは、自社開発の特殊冷凍機「アートロックフリーザー」を活用し、水産業の課題解決支援や水産物の新しい流通モデル構築を推進しています。とれたての魚の鮮度を保ったまま広域に届けたり、時期に左右されない通年供給を可能にしたりと、高度な冷凍技術を通じて水産業の生産性向上・販路拡大に貢献。また、海外では高品質冷凍寿司の輸出を通じて、日本の魚食文化の魅力を世界に発信するなど、冷凍技術を軸に、日本の水産物の国際的価値向上を目指しています。

<取り組み事例>

・冷凍技術による国内水産業支援

水揚げされた新鮮な魚を産地で凍結し、鮮度を保ったまま販路を国内外へ拡大しています。さらに、刺身を盛り付けた状態で凍結・輸送することで、店頭では解凍して並べるだけで高品質な商品を提供可能に。これにより、現場のオペレーション負担を軽減しながら高付加価値化を実現しています。また、当社の冷凍技術を活用し、ふるさと納税の返礼品を開発・提供する水産事業者も増加(※1)。その地域ならではの水産物の高品質な商品化および長期流通を可能にし、地域水産資源の価値最大化と地域経済の活性化にも寄与しています。

・冷凍寿司の海外輸出による日本の魚の価値発信

高品質な冷凍寿司を海外へ輸出する取り組みを進めており、すでに米国での販売実績があります(※2)。今後は対象地域をさらに拡大することを目指しており、寿司をはじめ、日本の水産物を世界の食卓へ届ける新たな挑戦を続けてまいります。

デイブレイクは、この度の「さかなの日」賛同を機に、冷凍技術を通じた水産業界支援をさらに強化。生産加工・流通・消費のあらゆるシーンで魚の価値を最大化し、国内水産業の持続的発展に貢献してまいります。

(※1)須崎市のふるさと納税を6倍以上に拡大!冷凍×地域特産品で実現した須崎水産加工の地方創生モデル
(※2)デイブレイクの冷凍寿司、ハワイのミツワマーケットプレイスで販売開始